先週までおとどけしたゲームセンタータンポポでの日記。一応、前回で一区切りのつもりだったのですが、10月の初入れ替えでスーパーセブンパートⅢが導入されました。
コラムの回顧録でも書いた通り、(パートⅠの方ながら)スーパーセブンには思い入れが深い自分です。多分に自己満足的ではありますが、これは日記にしておきたい!
てなわけで、番外編としてもう1回コラムにします。

「青春の忘れ物を取りに出陣」

時間を作ってタンポポさんへ来たのは10月後半の日曜日。いつもはカミさんとの連れパチで2時間をメドにしているのだけれど、今回ばかりは思いっきり打ちたい。
そんなわけで、3千円の終日券を購入して遊技開始だ。

新台が目当てとあって朝一で来たが、既に何人かお客さんがいる。これは新装開店効果かな。
とりあえず、スーパーセブンⅢは空き台でホッとする。まあ、攻略が無ければ、ただのそっけない台だしね(ちなみに、リーチも当時の台にはありませんでした)。

う~ん、懐かしい! このシリーズ機と対峙すると、青春の思い出が蘇るんですよ。
登場したのは昭和60年の後半。デジパチの出玉が1300個に規制され、メーカーが仕込んだと噂される攻略法ブームが落ち着きつつある頃でした。
この機種は大一の1300発機の2号機か3号機で(1号機はアイドルセブンα、続いてβが出たかも)、メーカーは攻略されるとは思っていなかったようです。

自分も何も考えずにボーッと打ってました。「なんか何周かおきに同じ目の形が戻ってくるなあ」
「W(当時は連チャンという言葉はあまり使われてなかった)が気やすいような」
感じたのはそれくらい。

その後に連続回転を操って大当りの流れに持っていく攻略や、ストップボタンで後ろ2つを揃えてしまう攻略法が世間を賑わせたのですが、時期的に自分は卒業前(一応試験や面接があったのです)~教員としてあまりパチンコができない時でして、後から知って残念な思いが残っていたのです。

目の流れを合わせる打法は、パチプロ1年目の後半にやったので、今回はストップボタン攻略をホールで試したい。
これがまさに青春の忘れ物を取りに行く作業だ。

ボタン攻略自体は自宅にあるパートⅠで練習し、かつてパートⅢを所有していた頃並にはできるようになった。
問題は初めてやるホールの状況。手入れで回せば、保留はいくらでもつけられるけど、実際はそううまくいくか。この機種の攻略はデジタル回転中に保留を1個以上点灯させないとボタンを押すチャンスがないので、少しだけ不安なり。

その不安はすぐに解消♪
やってみたら、毎回1回転目が回っている間に保留満タンとはいかぬものの、ある程度ならボタンで狙う機会が作れる。
面食らったのはボタンを押すタイミングが記憶と違うことだけど(押さないと中右の出目の関係がパートⅠと逆)、「な~んだ、押して狙えば、パートⅠと完全に一緒じゃん」とわかった。

あとは自宅で遊んでいる時と同じく、停止出目~1回転させた出目の中&右の差から素早くボタンのタイミングを割り出して、以降の回転で後ろ2つの目を揃えるだけ。
EX)中右の差が1から打ち始めると、次回転で3差が出たら、ランプの点滅3回目に押す等

ランプの点滅はデジタル回転と完全に同期していない関係で、実際は毎回後ろ2つを完全に揃えるのは難しいが、2回に1度揃うなら押した時の確率は(この機種は奇数揃いが大当りなので)20分の1の半分で40分の1。3回に1度でも60分の1までアップする。
イメージとしては、今のミドル機で初当りが3倍引けたら、そりゃあ負けないでしょくらいだ。

てなわけで、飽きるまでの約6時間。いともたやすく当たる快感に酔いしれながら、スーパーセブンを堪能させてもらいました。
うまく押せた回転で左と中のデジタルが同じだった時の一瞬に「来るぞ♪」の感覚は、やった人しかわからないだろうな。
普通の釘でボタンの配線が切られてなければ、一日に10万勝てるって当時の話は真実でしたねえ。