「何故みんな、自分の飲んだ物の後始末をしないのか分からない」

こう言うパチ友がいます。これだけで、パチ友Tさんの人柄をもう多く語る必要はないでしょう。

こんな素敵な方だから、その昔、神奈川県へ遠征しパチ友Tさんのマイホを訪問したことは1度や2度ではありませんでした。必勝ガイド誌の名物ページ「勝者に学べ」にて安田プロとの対談の時も同行していただきました。その時は、安田プロが「対談はご一緒にでいいですよ」と言っていただきましたがやはりTさんは遠慮をされましたね。

その後広島へ引っ越されたTさん。パチの環境が厳しいとのことでしたので、広島遠征し10店舗を共に周ってレクチャーさせていただいたのは今から8年前のことでした。

一時期けっこうあった貯玉も今はだいぶ少なくなりました。無くなってパチンコ引退の日も近づいた気がします、とTさん。こう聞くと、遠征レクチャーが趣味の私のこと、うずうずしてくるのです。

Tさんのご都合を伺って遠征計画を立て、各店舗の設置機種情報から重点機種などをメモしつつ11月18日に行ってきました。

快晴の当日、広島駅を降りたってまずはA店を探す。この辺りのハズなんだけど、見当たらない・・・外観がパチンコ店のそれと分からないシックさで目の前素通りし見逃していました。入店しTさんとお会いし、Tさんがメインに打たれてるという1パチ甘デジを中心に見ていきました。

平日の割に稼働はまずまず、の印象を持ちましたが、出玉の釘に難を感じ、昔大阪で走ってたのとかを使ってると伺った路面電車で移動しB店へ。

いきなり、知り合いの方に挨拶をされるTさん。常連さんと仲が良いのもいいですね。ただ、ちょっと厳しい印象を持ち、C店へ。釘も良くほぼ満席の1パチなのに空席が目立つ4パチに対して台数が1コーナーのみと少ない。お昼から稼働スタイルのTさんにとっては不利な状況なので、1パチを増やすようお店への提案を勧めました。

次、予定には入れていませんでしたがTさんの案内でD店へ。お客は少ないがまずますな印象。Tさんによると店員さんのマナーも良いということで、お昼からパチなら良いお店とお伝えしました。

次、8年前は最も良い印象だったE店。店内BGMが煩い時点で持った印象は覆らずでした。

それぞれ、8年前と全く違った印象を持ちました。また、宵越しラムクリアランプの位置などを含め遊タイム機特化な立ち回りも伝達させていただきました。

1パチ甘デジを貯玉で打つ、ことをメインに基本お金は使わないパチンコをされてるTさん。その条件で私なら、このお店のこの台を打ってみたい。その理由も含めて伝授いたしました。

予め用意しておいた、簡単な各お店情報や遊タイム機情報を書き込んだメモ帳に追加記入をし、お渡ししました。

最後に、関西圏では皆無なレトロ台ゲーセン。ここ広島には広島ホールがあります。許す時間が残り少なくなっていましたが、行きました。

受付でオリジナルキャップ(帽子)を頂くことができました。撮影もOK貰えました。そして昔懐かしいパチンコ台の数々、といいうか目に最初に飛び込んできたのが元祖羽根物セロタイガー!

もちろん直ぐに飛びついたのは言うまでもありません。上野のパチンコ博物館の試打コーナーにあった時も、訪れたのが外された直後だったことで、もう35年ぶりな感じ。

懐かしい羽根と玉の動き。なんとかV入賞を決め、羽根開放を堪能して次は初の美麗液晶麻雀物語!

打ちたい機種いろいろあれ、時間が無いのでとりあえずリーチ1回まで、と打っていたら、その初リーチがなんと大当たり!

Tさんに、これは保留連チャン機なので消化がアツいんです、と共に見つめるもリーチかからず。最後、初の貯蓄式羽根物ビッグシューターでVを決めて時間となりました。

今回、パチンコ店は5店舗周りました。8年前の前回は10店舗、そのうち5店舗は閉店をしてしまってました。閉店をした5店舗は、総じて厳しめな調整でした。当時の主な新台はCR牙狼外伝桃幻の笛でした。今回の新台はP地獄少女華でしたが、空き台が目立っていたのは残念でした。

減りはしましたが、残った5店舗の稼働は総じてまずまず。次来た時も元気に営業されていることを期待したいものです。そしてTさんもね。