ちょっとカタめな話が続きましたので今回はライトに。

昨年の10月10日より1日1万歩以上の散歩を続けて1年が経ちました。今年の10月10日はスポーツの日。いまだに体育の日と言ってしまう昭和世代ではありますが、それを意図してこの日を選んだわけではありません。たまたまです。その前に何日か7000歩程度の慣らし散歩をして、1万歩以上となったのがこの日というだけです。

実はちょっとした目的がありました。“決めたことはやろうと。他の誰でもない自分自身に証明しようと。パチンコ・パチスロのライターという職業、とかくぐうたらな人間がなってしまうものと思われすぎ。実際、間違っていないのですけど(笑)。

 

ただ、結構大変なのよ。私は長らく隠居打ちとなってしまっていますが、良い台があるならば毎日のように開店時刻には行かねばなりません。そこからデータを取って分析しないと、翌日以降の勝負に生かせません。それ以外にホールの情報を集めて取捨選択をしなければなりません。結構、意志が固くて決めたことはやる性格でないと続かないものなのです。その一端は自分に見せられたのではないかな……と。

しかしまあ、よく続いたものです。元から散歩が好きだったわけではありません。無です。無。好きでも嫌いでもありませんでした。ただパチスロと同様に傍からは“同じことを繰り返す”ように見えますが、いろいろ考えたりしていて、かつ“そのデータ取りは得意”という性分が合っていたように思えます。That’s職業病。

歩数:5320089歩

平均:14576歩

距離:3582.4Km

平均:9.8Km

(2021.10.10-2022.10.10月9日)

だそうです。東京からの距離にしてパラオの首都のマルキョク辺りって、伝わらねえ(笑)フィリピンのマニラは余裕で越えているそうです。よく歩いたものです。

正直、しんどいこともありました。夏場ですかね。人よりも汗っかきなことが判明。毎日がビッシャンビッシャンでした。水分補給は抜かりなかったですよ。とはいえ、家から持って出られる水分にも限りがございます。重いもん。ということで、安い自販機には随分と詳しくなりました(笑)。当初はお金がかからない趣味と思っていましたが、日々のジュース代と靴代と靴下代(かなり破れるのよ)で、今では普通にお金がかかると思っていたりします。

この夏場に苦しかったのは、汗だけではありませんね。もう既に自宅の近くは歩き尽くしてしまっていたんです。知らないところを歩いてみようなんていう好奇心はゼロ。どちらかといえば、このほうがツラかったですかね。

意外と好きになれるように努力していたんです。知らないルートを歩いたり、お散歩アプリを使ったり。これもパチスロと似ていますね。手順などを駆使して同じ作業を楽しめるようにカスタマイズしていく。ということで、今では散歩が好きになったので、1年でフェードアウトしようかと思いましたが続けることとします。

散歩のベストショットは、都立砧公園の桜かなあ。桜といえば水辺のことが多いですけど、徳川吉宗が「堤防を踏み固めてもらうために桜を植えよう」としたのが始まりとか。今までは水があるのが当たり前のように思えましたが、砧公園はダダっ広い野原なんですね。そこにスケールの大きな桜が展開されています。ちょっと花見感が変わりました。駅からは遠いですが、東京にお住まいの方は散歩がてら是非に。用賀と千歳船橋と祖師ヶ谷大蔵の間です。