初代CRモンスターハウス(1/367 確変1/2で次回まで、その後時短100回転)は1996年、竹屋から登場しました。

同時期に出た、CR大工の源さんと人気を二分し、マイナーな竹屋からのまさかの超ヒット機種、今でも名機アンケートで必ず上位に来るパチンコ史に残る機種となりました。

丁度先日、悠遊道イベントで上京した日に、巣鴨のゲーセン、ライズさんへ初めて行った際、店内へ入って1番最初に目に飛び込んできたのがモンスターハウスでした。

で、釘を見て打ってみたい気に。他の機種も見て回り、もともと、他は竜王伝説も打ちたい機種でしたが、お隣の初代花満開が段積みでのご遊技中でしたので遠慮し、空いていた島内のモンスターハウスを打つことにしました。

もともと、いつかは「CRモンスターハウスの思い出」を書く予定でしたが、今月の共通テーマが「好きな挙動」ということでしたので、個人的にその代表機がモンスターハウスゆえ、その挙動を再確認できるという目論見もありました。

このモンスターハウスのリーチアクションが実に秀逸。けっして間延びしません。変動中はまず左図柄が停止し、右図柄の変動位置でリーチが来そうか分かりますので飽きさせません。

そして、リーチ図柄で信頼度が変わります。確変図柄は低く、通常図柄は高くなります。確変で当たる場合は、通常図柄からの再抽選で昇格、のパターンが多い。通常図柄で当たっても再抽選するとは限りませんが、した場合は2コマ~7コマまで動きます。この事により1番確変になりやすいのは「8」図柄。なりにくいのは「2」図柄。

ちなみに、今回2時間打って「8」リーチは2回でした。余談ですが、初めてモンスターハウスを打った時は、確変図柄リーチに期待しつつ、8で当たって再抽選もせず、でした。まだ、再抽選機能知らずの時でした。

このように、リーチ図柄で信頼度が変わるということで、信頼度高めの通常図柄リーチがかかれば、次に画面が白くなれ、と願います。白くなれば、次にオバケ出ろ、と願います。

オバケが出て左上へ行けば、リーチ図柄の2コマ先で止まって、オバケと共に下に落ちろ、と願います。この信頼度は1/3くらいでした。

今回の実践では、2コマ先で止まってドキっとするもそのままハズれ、が2回ありました。そして2コマ先で止まって下に落ちたのは1回。しかしハズれでした。

また、オバケが出て右下へ行けば、信頼度が1番高いオバケキャッチリーチへの期待が高まります。つまり、リーチ図柄の手前でキャッチアクションの発生を願うわけです。

今回、2回発生し2度共ハズれでした。まあ、リーチが確変図柄の時はあまり期待していませんでしたね。

そして、確変で当たる際はおおよそ1/2で連続ツルツルアクションからの大当たり、となります。なので、変動開始時にツルツルアクションが発生すれば、連続しろ!と願います。

2連続すれば、3連続しろ!と願います。今回、4連続が2度ありました。激アツの到来ですね。

しかし、1度は確変図柄、1度は確変になりにくい2図柄で、オバケキャッチへも発展せずあえなくハズれました。

というように、サクサク変動し、ツルツルアクションというスパイスあり、リーチがかかればその図柄でワクワクを感じ、白くなれ、オバケ出ろ、落下、またはキャッチしろ!と短時間で手に汗握る瞬間が怒涛のように押し寄せます。

そして通常図柄のキャッチリーチでピタ!と止まれば、再始動しろ!

もし、「6」で大当たり再始動なら9を越えろ!(9を超えた時点で確変確定!)となります。「8」で大当たりし、再始動し、モンスター柄を超えて1に行くと思わせてモンスター柄へ逆戻りした日には、悶絶します(笑)。

ちなみに、いきなり「ゾンビ手」が出るプレミア当たりもあります。確変確定ではないですが、びっくりしますね。

まあ、人気機種の宿命というべき、ミドマのチャンス目などが流行ったこともありましたが、ガセなので注意が必要かな(笑)。

ちなみに、ライズさんでの実践時間は丁度2時間。連続ツルツルを3回ハズすなど大当たり0。総回転数は960となりました。無駄玉防止しつつ打ちましたがなんと、時速480回転でした。

この今では考えられない時間効率の良さも、人気の後押しをしたのかもしれません。そして大当たり中にアタッカー内のVに入らずパンク、も2度経験しましたね。

液晶のサイズ大も要らない。間延びするスーパーリーチも要らない。ただ、短時間に押し寄せるワクワク感さえあればいい。それが名機モンスターハウスでした。