恭賀新年

・・・と、賀詞の言葉から入りましたが、本コラムについては2023年末に綴っているので未だ年始気分でもなく、掲載日が1月7日ということできっと新年ムードもすっかり鳴りを潜めている感が否めないでしょうが、そこはご愛嬌。ということで。

ともあれ、本年も第一日曜については当方が続投となりましたので、何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、本来ならば暦の都合もあって佐々木師匠が先行してテーマコラムを綴られる事が多いのですが、毎年1月は大河ドラマ関連の記事をアップされるのが(何故か)恒例となっていますので、今年のテーマコラムも私が第一陣のようですねw

ということで、今月のテーマです。

2023年、一番○○だった機種

昨年は【2022年回顧】、一昨年は【2021年、最も打った機種】と、1月ですのでご多分に漏れず振り返り系であり一昨年のコンセプトに近い感じですね。

ただ、今回は【打った】に限定していませんので、【勝った/負けた】だったり【面白かった】だったり【感動した】だったり・・・と、ベタな系統の○○からニッチな感じの○○まで好き勝手に綴れる感じです。

ということで、綴るからには忖度一切なしにて色々な○○を振り返ってみようと思います。

勿論、プラスなことだけでなくマイナスな方面にも行きますので、物議を醸さないよう気を付けつつ・・・ねw(※非・フラグ)

なお、2023年より前にリリースされた機種も含まれています事をお含みおき下さいませ。

2023年、一番【長時間打った】機種

流石に最初は無難なところからいきますw

ちなみに、ココで言う長時間は『1回の遊技で長時間』ではなく『年間累計時間が最長』という意味になります。

で、長時間打った機種ですが・・・


甲鉄城のカバネリ(Sammy)

となりました。

まぁ、単に『好きだから』『立ち回りを把握しているから』という部分もありますが、『朝イチから座りやすい』上に『比較的扱いが良い』こと、それに加えて『基本的に規定G数での当選が多い事』なんかも要因でしょうね。

あとは、次点である『スマスロ北斗の拳(Sammy)』が4月からの導入・稼動であったため、カバネリに3か月強分のアドバンテージがあった事もまた理由のひとつかな・・・と。

 

2023年、一番【感心した】機種

ちょっとピンとこない表現かもですが、こちらはゲーム性やシステム、デザイン等々まで含めて『ほぉ~』と感嘆した機種。という意味合いになります。

こちらに関しては、ちょっと悩みましたが・・・


炎炎ノ消防隊(SANKYO)

ですかね。

本機はエピソードボーナスを目指し、そのエピボ後に突入する『炎炎激闘(炎炎チャンス)』とボーナスのループが出玉増加の鍵を握っています。

で、このゲームフローだと前述のカバネリと同様ST機のようにも見えますが、『炎炎激闘』の位置付けはあくまでもCZ(チャンスゾーン)なので、ストックの概念があり、突入時には最低2個以上ストックした状態から開始となります。

要は、炎炎激闘でボーナスを射止められずスルーしても、そこが終わりではない。という部分が打ち手にはありがたいワケで。

ボーナス消化中にも、レア役等でストック加算する場合もありますしね。

そして、本機には上位CZである『森羅万象』及びそこから突入する上位ボーナス『穢レ無キ炎(アドラバースト)』がありますが、上位に入れずとも2,000枚クラスの出玉を得られることもしばしば

つまり、荒波機種によくある『上位に入れてからがスタート』ではなく『通常≒下位だけでも戦える』という機種ゆえ、そのゲーム性に関しては優れているものと考えています。

唯一、惜しむらくは『88Gのゾーンの強さ』が良し悪しだったと言う部分ですかね。

どうしても、全リセのホールで朝イチに狙われ過ぎ&スルーしたらその後座りづらい。という状況に陥りやすいですからねぇ・・・。

 

2023年、一番【攻めたなぁ・・・と感じた】機種

このセクションは、もう即決でコレです。


P大開王(ジェイビー)

本機は『主人公:錠前時房がTV番組【大開王】にて、難攻不落の脱出ゲームに挑戦する!』というストーリー(設定?)の機種なのですが、何というかもう世界観が良い意味で【謎】のひと言でしてw

V.S.リーチの相手が『巨大ザリガニ』『巨大カブトムシ』『巨大蚊取り線香』と、意味不明。蚊取り線香との対決って何よww

で、通常時は基本的に檻の中でウロチョロしている錠前時房を愛でつつ、情報量が無さ過ぎる時間を過ごすだけ・・・と、シュールの極みという感じです。

スペック自体は、ハイミドル機種で初当たりの約1/2でRUSH獲得かつ3連まで保証、保証分消化以降は継続期待度約77%の高速STかつALL10R・・・と、悪くはないんですけどね。

クセが強過ぎたのか、世の中ではク○台との評価が多く、あっと言う間に姿を見なくなった機種です・・・(遠い目)。

個人戦績が初当たり2回のともにRUSH非突入だけで終わってしまっているので、もっと打ちたかったんですけどね。。。

ちなみに、【攻めた】という意味では『PA 豊丸ととある企業の最新作2 SOD99Ver.(豊丸)』も際どいトコまで攻めた感はあるのですが、こちらはCR機時代に先代が出ているので、ややインパクトに欠けてしまったかなぁ・・・と(苦笑)。

 

2023年、一番【『は?』という反応をさせられた】機種

攻めた機種に負けじと、ボチボチ私自身も攻めることとしますかね(苦笑)。

完全に私情というか、己の実戦での経験によるものですが・・・


Pとある科学の超電磁砲(藤商事)

です。

この機種、好きで未だに頻繁に打っているのですが、それ故に酸いも甘いも知るところでして。

で、よりによって2023年のある日、勇んで本機に座って打ち始めたところ、遊技開始からわずか約100回転の間に・・・

  • ブーケ保留(信頼度79.6%)
  • 自動販売機→金保留(信頼度81.4%)
  • 入賞時激震予告(信頼度71.1%)×2回
  • Wアイスナビ→御坂妹台詞『激アツスパイシーホット!と~』(信頼度:78.4%)

と、これら全部でハズレを喰らうという酸いの極みみたいな経験がありましてね・・・orz

ただ、そんな憂き目に遭いつつも、未だ状況が良ければ積極的に座ってしまうので、そう言った意味ではやはり『よく出来た機種』なんでしょうね。実際、ライトミドル機種の中では出玉力やら演出の面白さは随一な感じだと思っていますし。

・・・とは言え、流石に激アツ外しがココまで固まってくると、若干嫌いにもなりそうですが・・・(遠い目)。

 

2023年、一番【勝ち方が判らなかった】機種

これも即決ですね・・・。


Pゴジラ対エヴァンゲリオン~G細胞覚醒~(ビスティ)

いや、『約1/319の大当りから突入率約50%のRUSH(超G覚醒バトル)に入れ、継続期待度約81%を活かして連チャンさせるだけ』と、字面的な勝ち方は判っているんですよ。

しかしながら、個人戦績が・・・

  • 初当たり:14回
  • RUSH突入:2回
  • 最大連チャン:2連(RUSH保障分)

と、もはや『相性が悪い』で片付けたくないレベルのクソみたいな下ブレを喰らっておりまして・・・(白目)。

しかも、この機種が期待値どおりの振り分け・連チャンをしてくれていれば、年間収支の10の位がもう1~2加算されていたハズっていうのがまた腹立たしい感じでね。。。

前述の超電磁砲もある種の下ブレではあるものの好きだから許せたのですが、本機に関しては半ば意地と憎悪で打っていた感じです。

いっそ、扱いが悪かったり、ヘソ当たりすら取れなければ再戦する気も起きずに実戦対象から外せたのですが、何故か回りも良い台に座れる上にヘソ当りだけは取れるというのがまた神経を逆撫でするワケで・・・

結局、まともに連チャンさせられぬままに近隣店から本機は姿を消したのですが、果たしてそれが幸運なのか不幸なのか・・・(真顔)。

 

2023年、一番【『とっとと撤去してくれ』と思った】機種

そろそろ若干の危険球的雰囲気を孕んだセクションになって来ました(汗)。

で、あれこれ考えたのですが・・・


P中森明菜・歌姫伝説~THE BEST LEGEND~(Daiichi/D-light)

にさせていただきます。本機が好きな読者様が居ましたらすみません。

ちなみに、ハイミドル・ライトミドル・ライトのバージョンは問わずとなります。

もうとっくに旬を過ぎた機種ゆえ、設置があるとしてもバラエティに各スペックが1~2台程度ではあるものの、一定の稼働はあると感じています。

で、何ゆえに当セクションのような感情を抱いたかと言いますと、やはり本機を好んで打つ人=中森明菜さんが好きな人が多い印象なんですよ。少なくとも私の稼働圏内では。

つまりは、遊技中の音量がまぁまぁ大きい傾向である事も多いワケで。

いや、中森明菜さんの歌自体は私も好きな方ですので、そこは気にならないんですよ。

問題は、大当り時の効果音

音量が大き目な設定ゆえに、楽曲・歌に負けず劣らずの爆音であのキチ○イじみた効果音+振動音が轟く。という状況が出来上がっているんですわ・・・

加えて、その効果音が中森明菜さんの歌声以上に抜けの良い帯域かつ硬め音質なので、まぁ始末が悪いというか、耳栓をしていても『うるせぇ!』と感じてしまうレベルです・・・

というか、そもそもの部分で歌姫と称される歌手を題材としている機種にあのキ○ガイ効果音+振動音を採用する必要性があるのか、甚だ疑問でしかないです・・・。

よって、機種設計の部分と好んで打つプレイヤーの組み合わせが悪すぎるが故、合わせ技一本!とさせていただきます。


まだ幾つか思いつくセクションも機種もあるのですが、そろそろブレーキを踏まないとヤバそうな予感がしてきたので、この辺にしておきます(汗)。

まぁ、何だかんだ言いつつも、2023年も普通に愉しみながら遊技を続けられただけでもマシだったのかな・・・と。

如何せん、新機種やスマート遊技機が続々と投入されている現状に対し、ホールの減少も遊技人口の減少も歯止めがかからない状況は続いており、更には本年7月に予定されている改刷(新紙幣発行)に係る対応もホールに負担として重くのしかかるであろう事が容易に想像できますのでね。

ともあれ、また次回の1月に2024年を振り返るでしょうから、その際には多少でも遊技界にとって『良かった』と言える事象があれば。と、そう願うばかりです。

と言ったところで、新年一発目のテーマコラムを〆させていただきます。


~令和6年1月6日追記~

末筆ではございますが、先般発生しました令和6年能登半島地震において被災された皆様に衷心よりお見舞い申し上げますと共に、早期の事態収束・復興となられますようお祈り申し上げます。

(K.S.Yuki)