「パチプロ」という言葉の捉え方はいろいろだ
世間一般ではパチプロと言うと「働きもしないでホールに入り浸っている人」、すなわち「ごくつぶしの遊び人、周りに迷惑をかける人」みたいなイメージが大半だと思う

それに対してパチンコで生きている人、まあ「専業とか」「ガチな人」たちは「ちょっと違うんだけどなあ」と思っているのでは
自分も「たしかに社会に迷惑ばっかり掛けているけど、一応借金とか悪いこととかはしないで、どうにか生活を成り立たせているんですよ」という気持ちはある

ただまあ、自分に限れば、パチプロを「パチンコのプロフェッショナル」と言えるほどのスキル等を持って、世に堂々と胸を張るまではいくかなあ
自分から見て、その資格を持ってる打ち手は何人もいるけれど、私はそこまでいってないし

昔、競技の世界とは別に、雀荘で日銭を稼ぐ巷の雀ゴロさんと打つ機会があった
あん時はビビったもの
「今アガり牌が出たけど、あなた見逃したよね」と、ピタリと当てられたり、手牌を透けて見られている感覚ありありだったもの
メディアで有名になった銀玉親方には、まさに掌で転がされるように、素人の読みを逆手に取る打ち方をされて「遊ばせてもらった」遊戯料を負けたりもした

日々研鑽を積み、一般の方に真似できぬ高みを維持するとか、自分には無理だ
生きていける程度の勝ちをキープし、昔の技術+新しいものを嫌々採り入れてどうにか勝つ
そして、それをメディアで伝えつつ、技術以外のことを提示するのが精いっぱい
「プロフェッショナル」というよりは「プロパー、専従者」って存在ですね
誇張も卑下もなく、そう思っています
世の中が許してくれる間は…。