気付けば今年も残すところ数日。

コロナ禍のせいか、例年よりも「1年」と言う時間をあっという間に感じたのは、私だけでしょうか…?

まぁ、あっと言う間であるが故に、前回の実戦記から5か月も間が開いてしまっているんでしょうね…(遠い目)

と言う事で、空いてしまった間を埋めるために。と言うワケでは無いですが、珍しく新装実戦を敢行してきましたので、その模様をお届けいたします。

・実戦ホール
  →筆者地元(都内)の駅近郊PS併設店
・ホール特徴
  →バラエティ色強めの機種構成
・交換率
  →50枚貸し・5.6枚交換
・実戦日
  →令和 2年12月21日(月)
・実戦開始時間
  →11時00分

コロナ禍のせいか、それとも業務内容の変更のせいか判りませんが、何だか精神的な疲労と負担が大きかった今年も、気付けば残り10日。

例年なら仕事納めの日までフルで働くのですが、諸々を勘案して少々早めの12月21日から冬休み入りとしました。

長めの休みとは言え、当然の如く何の予定もないので静養も兼ねてのんびり過ごすつもりでしたが、ふと思い立ちました。

「そうだ、今日稼働開始日じゃん」と。

と言う事で、思い立ったが吉日。

並び順入場かつ比較的客入りの芳しくない店に導入がある事を確認の上、眠い目を擦りつつホールへ。

企画倒れだったらどうするかな…と思うも杞憂だったようで、先客は不在。

新装初日くらいは人が居て欲しい気もしますが、現状を鑑みるとスカスカの方が個人的にはありがたいので、これはこれで良しとします。

と言う事で、本日実戦機種としたのはこちら。

 


ひぐらしのなく頃に 祭2(オーイズミ)

高度な技術介入機として人気を博したシリーズの正統後継機となる6号機です。

本日公開の万回転氏の記事でも本機について触れられていますので、そちらも併せてご覧ください。

ちなみに、個人的に「うみねこ」は好んで打っていたのですが、「ひぐらし」は敷居が高く感じていたため、本腰を入れて打った記憶は無いです。

ただ、そうは言っても6号機において「(技術介入要素を踏まえれば)低設定上等でも臆せず座れる可能性のある機種」と言うのは、現状では希少

と言う事で、後学の為に新装初日に触ってみる事にしました。

打ち方については「初心者向け(順押しBAR狙いDDT)」、「ひぐらし打ち(白7基準中押し)」、「うみねこ打ち(青7基準中押し)」の全てについて遊技冊子に記載されていますので、説明は割愛します。

で、私はと言うと、目押しが完璧ではないクセに「ひぐらし打ち」で遊技することにしましたが、プレイの際にはご自身に合った打ち方でプレイいただければと思います。

遊技冊子とにらめっこしつつ、演出が無い場合はアバウトに中段~枠下に、演出発生時は枠下ビタ気味に白7狙いで消化の上で、中リールの停止系と1枚役のフォロー方法を確認しつつ遊技を始めると、投資5本の130Gあたりでスイカの次Gに…

中→右で1枚役Bの停止系かと思いきや左リールで白7を蹴ってオレンジ一直線!リーチ目です。

と言う事で、早速白ひぐらしボーナス(異色BB)をいただきました。ありがとうございます。

ボーナス消化後は「カケラ紡ぎ」を経て、本機の要である技術介入パート「運命分岐モード」に突入します。

ひぐらし・うみねこでは完走型RTとなっていましたが、本機は完走型ART(1Gあたり純増約1枚)となっており、過去作以上に目押しミスが出玉に響く仕様と推察されます。

勿論、ビタ押しに挑まずとも75%でART50G以上を獲得可能ですので、そこは己のスキルやコンディションとも相談ですね。

と言う事で、初回は日和って難易度低に逃げてみましたが、敢え無くART30G…うん、自力(ビタ押し)で頑張ろう。

そう思ったものの、ART消化後のCZでは転落リプレイの方が先に成立し、通常時へ。

どうしてもボーナス一回の純増が抑え目なので、早めに次を射止めないとあっという間に追い銭だなぁ…

と思っていると、CZ終了から50Gほどで赤富竹ボーナス(REG)を射止め、その後のCZで…

今度はキチンと自力で技術介入に挑み、無事成功!私だってやれば出来るんです(汗)

ちなみに、ビッグボーナス消化中に左リール中段白7ビタの練習が出来ます。

そして、このART中にベル重複の白富竹ボーナスを重ね、更にART50G→白富竹→ART50G→ART90G→白ひぐらしボーナスと、小気味良いARTとボーナス連打で下皿があっという間にメダルで埋まる展開に!

気を良くしていると、油断なのか慢心なのか、白ひぐらし消化後のCZでビタ押しミスにてART30G…orz

更に、ミスを修正しようとするも、そのミス自体が起因してイップス的な感覚に襲われ、その後ARTが2set継続するも、痛恨の3連続ART30Gと言う手痛い結果に…(遠い目)

このモヤモヤ感を払拭するためにCZを抜けたところで休憩を宣言し、近場のファストフード店まで行き、熱い珈琲を買って流し込む。

とりあえず、持ちメダルは出来たので、気を引き締めて続行します。

すると、持ちメダルでボーナスは繋がるものの、5連続で富竹ボーナス…

ARTには3/5で繋がっていますが、ボーナスが絡んでいないのでジワジワと削られる展開になっています。

このままでは負い銭展開かな…と思っていると、ART抜け直後の1枚役から赤ひぐらしボーナス→CZ中赤ひぐらしボーナスと、まとまった出玉を再度確保。

ただ、このボーナスからのARTが終わる際、CZ終了リプの第3停止で白7を狙い忘れる大チョンボ…orz

これを忘れると、周期CZの400G→200G短縮がされませんので、結構痛いミスです。

そして、ここまでCZ~ボーナス間が200Gを越えていなかったのに、こう言う時に限って200Gハマりを越えると言う、絵に描いたようなお約束の展開を喰らうワケで。。。

自身の詰めの甘さを呪っていると、CZ抜けから237Gのところで赤ひぐらしボーナス。

キチンと周期短縮した上でARTを射止めていれば…と思うと、ちょっと勿体ない部分はありますが、過ぎた事は仕方なし。

そう開き直ったからか、このボーナスを皮切りにひぐらしボーナス×2、富竹ボーナス×3を重ねて…

一撃713枚を獲得!

また、この一連の流れで引いた富竹ボーナス消化中に…

キャラ紹介金背景出現にて、設定2以上である事は確定しました。

とりあえず安心できる要素が出来た事で打っていくも、次のボーナスまでは338Gを要することに…

間にART50G×2を挟んだとは言え、やはりちょっとハマると一気にメダルを持って行かれますね。

ちなみに、このボーナスが

本日初のオヤシロボーナス(同色BB)だったのですが、消化後の運命分岐モードにて…

羽入ナビが出て、難易度低でもART50Gと言う流れに。

未だ細かい情報が出揃っていないので、オヤシロボーナスの恩恵なのかその他の要因なのかは判りませんが、ちょっと気になりますね。

そんな気になるARTは2連で終わり、CZ抜けから125Gで赤富竹ボーナス。偏るなぁ…

そして、この富竹ボーナス後のCZにて、2度目のチョンボ(白7狙い忘れ)と言う失態…(遠い目)

まさかね…と思うと、例の如くCZ後から200G以上と言う、こちらも2度目のお約束。持ってるなぁ、我ながら…

なんだかなぁと思いつつ消化を重ね、CZ抜けから293Gでリプレイ重複の白ひぐらしボーナス。長かった…

すると、チョンボを挽回するが如く

ART90G→赤富竹→ART90Gと、タイミング良くチェリーからのART90Gを連続で射止める事に成功!

この一連の流れで400枚弱を獲得するも、周期CZ目前のCZ抜け194Gでスイカ重複の白富竹ボーナスかつART無し…微妙に早いよ。。。

そうこうしている内に、実戦開始から6時間ほど経過。

とりあえず、現状で少しとは言え差枚は確実に浮いている状況ですし、家族で食卓を囲みたかったので…

少し早いですが、これにて実戦終了。

結果ですが…

総投入: 250枚
総回収: 452枚
総差枚:+202枚

でした。

※実戦データはこちらから


と言う事で、ひぐらし祭2を新装初日に6時間ほど打ってみました。

率直な感想ですが、普通に面白いです。

5号機のひぐらし・うみねこの出目や制御が評価されていた理由も頷けますね。

そして、肝心な出玉部分と言いますか「甘いか否か」で言えば、甘い部類なのは間違いないかなと。

ただ、技術介入系のリアルボーナス機全般に共通していますが、キチンとボーナスが引けていれば。と言う前提の下での「甘い」ですので、ディスクアップ(銀座)やアクロス系機種を打ち慣れている=押し引きの感覚が身に付いているならば体感的に「甘い」となり、立ち回りに含めやすいのかな…と言うのが、私の見解です。

実際、新装初日の昼過ぎから空き台放置となったお隣は約1,300Gで富竹2発と言う悲惨な履歴を叩き出していましたしね…。

あとは、5号機ひぐらし・うみねこと比較して、リールの視認性は飛躍的に良くなっている気はします。まぁ、「良くなっています」と言いつつも、自身のビタ押し成功率を見返すと何とも説得力が無いと言うか、見易さとスキルは直結しないと言うか…(小声)

不思議なもので、ひぐらしボーナス消化中の練習やボーナス中のポイント獲得の為のビタ押しは何の苦もないのですが、何故かART突入時の一発勝負になるとミス率が跳ね上がってしまっているんですよね。

この辺は、4号機時代の技術介入での経験値と言うか、その辺でプレッシャーに対する耐性を培っているか否かにもよるのかなぁ…なんて考えています。

まぁ、そんな分析をしてみても、結局は己のスキル不足でしかないので「どうせ中途半端な技量だよ」と諦めず、精度の向上に励みたいと考えています。

と言ったところで、当方の令和2年寄稿としてはラストとなる29戦目実戦記を〆させていただきます。

まだまだ不安要素の多い世の中ですが、何卒ご安全に、良いお年をお迎えくださいませ。
(K.S.Yuki)