東京は緊急事態宣言下ということで、先週も自分は稼働なし。
これは正直迷った末の決断です。
考え込んだ理由は両面あり、まず宣言への反感として
・国や都の「庶民には我慢を強いておいて、オリンピックは別かよ」の不満
・ホールは大半が営業中。ライターやプロも多分同様で、普通に打っているはず。
・そもそもパチンコ店が感染しやすい環境なのか?
・年明けの2度目の宣言下では自分も打っていたじゃないか
・自分一人が自粛したところで、何が変わるのかわからない

逆に一市民として
・日頃から「無自覚な行動は慎もう」とSNSや誌面、コラムで呼びかけている人間が、はっきりした形で行政から出された宣言をシカトして良いのか? という自問
・お上の「人流を抑制する為だ」の言葉

この二つの葛藤だったのですよ。

結局は最後の理由が決め手で、「人の流れがいかんと言われたら、ホールの感染リスク云々の問題じゃないから」と休みにしたんだけど、まあ、難儀な性格ですよね(笑)。
普通に打っている人からすれば、「迷惑千万」「バカな奴」かもしれないし。
実際、金銭的にも(行けば何かしらの内容にはなるんで)休業は損ですからねえ。
それに、行くか行かないかはファジーにしておいて、シレッと稼働する手だってある。でも、こうやって包み隠さずやってきたし、今さら生き方は変えられない、と。

ただ、休んでいる間にいろいろと考えましてね。
「オリンピックをやりたい。理由は秋の衆議院選挙で勝ちたいから」
または
「利権に群がる人達のお金の為にオリンピックを開催する~その被害者になるのは御免だ」
という気持ちも出て来てます。

大体、「悪法もまた法なり」と従えるのも、許容できる貧乏度合いのラインまで。
宣言延長が金曜日に決まり、自分は「どんどんお金が無くなるよ」との現実に屈して、12日からは稼働します。
それに、ロケが入れば仕事だから「自分にとって不要不急ではない」「スタッフや共演者に迷惑は掛けられない」で行くでしょうし。
(告知は宣伝に繋がるのでしませんが)

ホントはね、自分の中で完全に一貫性を持ちたい。(たとえ投票したのが別の人でも)選挙で選んだ政治家たちの言うことなんだから、ビシッと従うことが、自分の中ではスジとして理想。
ただ、今回はそれができなかったのが悔しい。ずっと「面倒なしがらみに搦め捕られず生きていくために」と、過分を求めず「パチンコ打ってりゃ生きてはいける」でやってきたのが裏目に出たって感じですわ。
まっ、今回は反省しませんけど。