自称五輪(オリンピック)マニアです。

今回も、事前にオフィシャル観戦ブックを購入し、日本選手が出場する競技の放映スケジュールを調べ、特に観たい競技日に合わせて休みを取るくらい、マニアです。この間、パチンコはオフです。

さて、今回東京で開催されるというもう2度とない五輪ゆえ、すごく楽しみにしていましたが、無観客になってしまったのは残念でした。それを補うかのように、アナウンサーが盛り上げて他の選手が応援席で応援したり、無観客感の寂しさは軽減されていました。競技毎の解説者としてそれぞれ著名なメダリストもよく起用されていましたが、皆解説が上手なのも良かったです。

普段なら事前に金メダルの獲得個数予想なども取りだたされるのですが、開催反対意見多くて控えられてましたが、これを書いてる8月6日現在、すでに過去最高を更新し連日盛り上がっているところです。

さて、五輪を毎回観戦していて、今回特に思ったことなど。

○4つのチャンネルでそれぞれ異なる競技を放映し、観たい競技が同時刻、というのが多くてメダル獲得シーンを見逃すこと多々。なのでチャンネル変えまくり、時にはサブチャンネルもあったり、忙しい。このあと○○選手登場、とあってからが長い、とか。

○とにかく暑い中、選手は大変そう。あえてマラソンを札幌にしたが、むしろ東京より暑いということも。関係者のマスク着用も暑そう。秋にしたら、と思いますね。

○審判のレベルは向上しました。ビデオ判定方式もいいし、採点競技での疑惑判定というのが減りました。アナウンサーの競技知識も向上してました。

○タトゥ入れた選手妙に増えました。混血選手当たり前になりました。

○負けた選手、試合直後のインタビュー可愛そう。限界まで力を出し切った直後の汗だくでのインタビュー、さらにマスク付けて、もう少し息が整ってからでいいのでは?

○五輪期間のみ放映するような競技が毎回あり、それも楽しみにしてるのですが、今回も面白かった。例えば、スケボー、ボルダリング、空手、自転車。

○特に新種目スケボーは日本の若い選手が大活躍しました。五輪の若者離れ対策の一環としての新種目ということで納得しました。

○1番ハラハラしたのは野球。日の丸を背負っての野球は、私はもう40年前から楽しみにしていて(昔からサッカーなどと違い、野球は国内競技でした)、当時、村田兆治投手が大リーガーを抑えるのを痛快に見てましたが、所詮親善試合の域を出ませんでした。当時から、日本最強チームのオーダーを組むのが好きでした。世界のレベルも上がってます。スモールじゃなく、パワー投手、飛ばないボールにはパワーバッターでないと通用しない時代になりましたね。

しかし、野球は投球制限とかよく言われる中、ソフトボールは再登板も可とか、違い過ぎると思ったり。また、稲葉監督が招集した選手と初顔合わせをして最初に言った言葉「ガムを噛まないで」。一発で好きになりました。

○近年で言えば卓球は放映的に見栄えがよく、特集されやすいですが、もっと目だたない競技選手にも光が当たるところも好きです。尋常でない緊張感であっという間に終わる選手も多いですが、皆同様に讃えたいものです。私なんか、緊張し過ぎて普通に歩くこともできないでしょう。これは、小学生の時の卓球大会で経験しています。自分の身体が自分でない感じでしたね。そうそう、短距離走の前のあの緊張感、もそうですね。

○五輪の花形はやはり陸上競技。個人的に、2007年にはこちら山陰の地から、大阪長居陸上競技場まで「世界陸上」を観に行ったことあります。そこで、細身でめちゃ足の長い選手がいました。200メートル走での圧倒的な速さと走りの美しさに驚きました。若き日のアリソン・フェリックス、です。一発でファンになりました。そして今回、女子陸上競技史上初?の10個目のメダルを獲得しました。14年経ってもカッコよさは変わりませんでした。

○メダル獲得者について、両親、友人、地域の応援風景など必ず放映されるわけですが、逆にボツになった映像の多さはいかほどなのか、と思ったり。そして、やっぱり笑顔の選手の印象がいいですね。

○最後に、今回1番心に残った言葉です。女子トランポリン、予選で敗退してしまった森選手のインタビュー「失敗した時、これでもう練習しなくていいんだな、と思った」 感動しました。