おはようございます、或いはこんにちは、若しくはこんばんは。

二年目突入の夾竹です。敢えて2nd season竹とは名乗りません(謎)

予告通り

先週水曜公開の記事に予定として書きましたが、珍しく宣言通りに観てきましたよ、『シン・ウルトラマン』

ちなみに、「っしゃ、観に行くぞい!」と電車に乗ってからデスクワーク用の眼鏡のままで出てきてしまっていたことに気付いたのはナイショです。

そんな凡ミス竹ゆえに、仕方なくかなり前の方の座席にしたんですが、違和感なくちゃんと観ることが出来ました。

ということで、今回は容赦なく『シン・ウルトラマン』のネタバレを含む内容となりますので、ご容赦ください。

言わずもがな、これから観賞される予定の方でネタバレされたくないという方も、ご注意ください。

インパクトでいうならば、ラストエピソードに関わることだけ少しふせておきましょうか。

とまぁ、そんなワケでネタバレ上等な方は↓の広告の下まで進んじゃってください。

期待通り

先ず最初に『映画として【どのような形】で作られているのか』『どこから始まってどの様に終劇するのか』が気になっていたんですが、完全なリブート作品でしたね。

物語冒頭には、ウルトラQに登場したゴメスやら数体(6体かな)の禍威獣のヴィジュアルを尺が短いながらも見られる所から始まっており、その時点で心が鷲掴みにされまし竹状態に。
※編集注記:シン・ウルトラマン作中においては「怪獣」表記ではなく「禍威獣」表記となっています。

続いて、ネロンガ戦から物語は本格的にスタートするのですが、この時点で既に禍威獣は7体目。『どんだけサービスするつもりだよ!』って、表面上冷静を装ってい竹状態になった自分も、夢中でぼやける目を凝らしてスクリーンを見つめてました。

今回の『シン・ウルトラマン』は、胸に輝くお馴染みのカラータイマーがなく、エネルギーの消費により見慣れた【銀色と赤の身体】から、なんと!【銀色と緑に体色が変化する】という、昔の雑誌で見たことのあるような設定にインスパイアされたかのような展開で驚かされました。

ちなみに、その昔の雑誌の記事には『ウルトラ族の戦士は赤い模様、一般人は緑』みたいな事が書かれていたのですが、この設定や話はどれだけの方が知って覚えているのか・・・と、ちよっと判りにくいけどニヤリと出来ましたね。

今作では、禍威獣たちは(ウルトラマンも)フルCGなので、思い切ったデザインをしています。

が、そこは庵野監督作品としては使徒で見慣れているというかシン・ゴジラの『鎌田くん』でも大概でしたから然程驚きは無く、その代わりというかメフィラス役の演技が絶妙で・・・。

演じているのは実は苦手な役者さんなのですが『完璧』だと思い、そこには驚かされました。ま、だからと言って好きにはなりませんけど(笑)

でも「さようなら、ウルトラマン」ってセリフは『TVの最終回のサブタイトルみたいでステキ!』とか思っちゃいました。
※編集注記:TV版最終回サブタイトル=「さらばウルトラマン」

 

1番の衝撃(笑撃かも)

前述の体色同様に、『そこそこのレベルのウルトラマンヲタでないと知らないかも…』っていう点がもう一つ。

『ウルトラマン』のラストと言えば、ゼットンに倒されたウルトラマンを迎えに来る為にゾフィーが登場しますよね。「命を2つ持って来た」って何だか普通の言葉なのに理解が困難な事を言い放つので有名な、今ではウルトラ兄弟の長兄であるゾフィーが。

彼(ゾフィー)の設定も、TV放送前の設定資料がそうだったのかは定かではないですが、雑誌に『ゼットンを操る宇宙人ゾーフィ』等といった当時の子供達の腰が砕けたであろう記事が載ったらしく。。。

この件も、知る人ぞ知る的なエピソードだと思われる上に、今まで知っていた人に2人しか会った事ないのですが、これまた『ほぼその設定』が使われておりました。
※編集注記:詳しくは【ゾフィ― ゾーフィ 違い】や【ゾーフィ ゼットン星人】等で検索をば。

まさかのゾーフィ登場にニヤリでは済まなくなり、一気にポップコーンを食べる手が『炎のコマ竹』になりました。
※編集注記:詳しくは【ゲームセンターあらし 炎のコマ ポーズ】で検索をば。

因みに、『シン・ウルトラマン』と言うタイトルの発音は『新ウルトラマン』のそれと同様らしいので、庵野氏が大阪時代に作製した例の『帰ってきたウルトラマン』の豪華版だったのかもしれないなぁ・・・と、エンドロールを眺めながら考えたり。。。
※編集注記:詳しくは【DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令】で検索をば。なお、『伝説の自主製作映画』とも呼ばれています。(伝説の意味合いはさて置き…←)

その見方をするなら、次の『シン・仮面ライダー』も楽しく観られるかな。個人的には『シン・ゴレンジャー』が観たいな。他には、イナズマンとかキカイダーも!クレヨンしんちゃんとかハットリシンゾウもね。

とまぁ、そんな冗談はさておき。

既に続編やシリーズ化の庵野・・・もとい、案の話も漏れ聞こえていますので、実現を望みます、