おはようございます若しくはこんにちは、そして今晩は。

夏の猛威にやられて、こまめな水分補給に忙しい夾竹です。

唐突ですが、今年の夏の個人的なテーマは『恐怖』と決めて(騙されるな絶対テキトーだ)おります。

と言う事で、先月24日に掲載された『アレな話』の後編をひとつお送り致します。

望んではいない再会

マンション管理のお仕事を離れて何年経ったかは忘れましたが、それから暫くして赤い車での荷物配達のお仕事に就いていた頃のこと。

転職したにもかかわらず、早速『あのマンション』との望まない再会を果たしてしまいます。

ちなみに、『あのマンション』については昨年7月末掲載の『本当にあったアレな話』に綴っていますので、忘れてしまった方や未読ゆえに知らぬと言う方は読み返していただけると幸いです。

話を戻して。。。

その日は年末って呼ぶにはまだ少し早い時期。

担当地域の棚にある通常の荷物の中に【明らかに一升瓶】な包みを見付けました。

割れ物とかはサッサと届けてしまいたいし、配達車に積み込む時も少し考えなきゃアカンので、早速『お届先』の住所を確認してみる。

すると、ハイキタ。例の『あのマンション』と言うお約束的展開w

ネタ的には面白いのかもだが、正直なところ建物自体に近づきたくないレベルで行きたくない

しかも、よりによって配達先が件の部屋の向かいの部屋っぽいと言う運命のいたずら度合いよ。。。

そして、エリア担当は自分しかいないタイミング。

なので、諦めるしか無かったんですがね・・・。

 

デカ過ぎるお札(おふだ)

近鉄K駅前商店街から配達を始めて、線路を越え住宅街をまわって、その次が山あいにある例の『あのマンション』

そこに辿り着く予定時刻は、荷物量と配達先を鑑みると、おそらくまだ明るいうちの時間帯。

それゆえ『ヘーキヘーキ』って自分に言い聞かせておく。

そうこうしていると、遂に件の『あのマンション』が見えてくる、

そして、現地で確認するとやはり『あの部屋』の向かいでした。。。

しかも、その向かいの部屋の玄関ドアには、日常生活であまり見たことのないほどに巨大なサイズのお札が…

もう、ナンとも言い難い嫌な気分で満たされながらも、届けない事には終われない。

腹を括って『○○パックでーす』と呼び鈴を鳴らしながら、元気な声で呼びかけると、中から笑顔のおじいさんが現れる。

ニコニコしながら「重たいのに、ありがとねー」なんて仰るので、こちらもニコニコするしかなくて、玄関の『お札』に関する質問も出来ず仕舞い。

とはいえ、明らかに余計な事だし、そもそも事情あってのお札だとしたら余計な詮索なんてしない方が良いに決まってるんだから、ある意味『おじいちゃん』に助けられた気になりました。

それでも、未だに『ポスターかよ!』って突っ込みたくなるサイズのお札の事が忘れられない竹なのです。

ただ、今になって当時を思い返すと、配達先の部屋に入った時に妙に『ほんわか』した感じがあったんですよね。

それが笑顔で出迎えてくれたおじいちゃんの笑顔のおかげなのか、それまでの勝手な恐怖心が途切れただけの事なのかは、今となっては判りませんが。。。

先述の『本当にあったアレな話』に書いた話はまぎれもなく事実ですが、もしかしたら何かを見落としているだけかも知れないし、判明すれば笑える原因が在ったのかもしれません。

しかしながら、自分の足らない頭では科学的に証明し難いナニカだと思ってます。

なので、そんなものに対抗出来るのは『心の持ちよう』というか、あのおじいさんの笑顔の様に他人の心までほんわかさせることが出来る力なのかも知れないと思うわけです。

笑顔で乗り切ろう

街中を歩くだけでも、周りを威嚇してる様な人やら、妙なカッコつけているつもりな人を見掛ける事が多々あります。

が、正直なところ面倒くさいとかカッコ悪いとしか見えないし、それよりも今では邪魔な事の方が多いですしね。ソーシャルディスタンス大事!

そもそも、そんな事が恥ずかしいって気が付かない年齢でもなかろうに。と思ったりもしています。

表情に関しては顔面神経の病である場合も無きにしも非ずなので一概には言えませんが、少なくとも自分はなるべく威圧感とか不快感を与えない表情を心掛けようと、思っています。(キリっ!)

・・・た、たぶんですけどね。(自信は無い)