2023年パチンコが変わります。思い返せば、現金機に代わってCR機が世に出て以来の大変革かも。

すいません、お題共々キャッチ優先に少し盛りましたが、変わることは事実。つまり、業界初のスマスロに続き、スマパチがいよいよ今年4月から登場します。

最初は封入式パチンコの名で出る出ると言われて結構経ちました。封入式、つまり玉が内部循環するパチンコですね。そしてこれの特徴は、まず現行の頭に付くのが「P」に対し、「e」が付きます。ecoパチの意味がある、らしいです。

そして大当たり確率の下限が現状「1/320」から「1/350」に変更されます。これにより今まで以上の出玉が期待できそうです。ただ、コンプリート機能が付き、出玉95000発で強制終了となります。

また、店員さんはガラスを開け、盤面にできたブドウを解除することなどはできます。出玉演出はできませんが、打ち手は玉を触ることがなく、手が汚れるリスクは減ります。そして台に隙間なく玉にも触れないことで、ゴト行為が減ることが期待されます。

台に玉を供給するシマ設備が不要になり、将来はコンビニ(小規模)パチンコも可能になるようです。

そして大きな特徴の一つが「Cタイム」という新機能が搭載可能となったこと。

これは、ハズレ図柄停止などから発生する突然時短のことで、現時点では「通常時に発生する可能性がある1回転限定のチャンスタイム」として以下のような複数のタイミングで発生する、とされます。

  1. RAMクリア時
  2. 規定回転数消化時
  3. 通常大当たり後
  4. ラッシュ終了後

この成功率は最大で20%となります。

つまり、ラッシュ継続80%終了時、最後の(現行では)左打ちの1回転のチャンスタイムでドキドキでき、さらに継続率もアップ、となります。

このスマパチの先陣を切るのは、4月3日登場の「e聖闘士星矢」(1/348.6 三洋)

これのCタイム発生契機は、上の4つ。で、2についてはCタイム失敗後の1324回転消化時、3については発生率22.6%、となっています。ラッシュ継続率はCタイム合わせての85%、となっています。

何か攻略の匂いがしてきませんか?遊タイムこそありませんが、それに代わるような数字が。いずれにせよ、このCタイムで遊技性の幅が広がるのは間違いない、ようです。

そして、出る出る、と言われてた封入式パチンコについて当初は、釘が叩けない、と噂されていました。もともと叩いてはダメ規定がある、のはまあ置いておいて。

今後、釘が強化プラスチック素材で完全固定、台の優劣は設定だけになったら、もうお手上げ、いわばプロ殺し?と懸念する声も。

個人的には、逆に美味しいかも、と考えてました。

それは、最低設定であってもプラスとなる回転率の台を掴めれば、下手したらハズされるまで期待値プラス台を打つことが可能となるから。

普通に打てば回らんが、テクニックを用いて打てば回る、台を掴めれば、それはもう楽園状態に。なので、当初から封入式は夢と希望しかない、とまで謳っていました。

あと3年もすれば、ホールの殆どがスマパチに。そして10年経てば、釘完全固定となるかもしれません。でも心配ご無用、というお話です。