どもども毎度、水曜日の夾竹です。

せめて清潔感を

ゴールデンウイークも無事に過ぎて、つまりは立夏を過ぎて徐々に暑くなってくる様相を呈しているのですが、いつもの散歩中に顔面が汗まみれになるのがマジで苦手なんです。

いや、そんなもん誰でも嫌いだと思うのですが、ジジイになってくると頭皮からの汗が半端なくなるんですよね…。これも更年期障害の一種なのかどうか…は、わざわざ調べたりしませんが、自分は元より、街中で偶然出くわした人や電車の中で傍になってしまった人が汗だくジジイ竹の外見&汗臭で気持ち悪くなるのもアレなので、極秘裏に【ロン毛モヒカン】を目指して育成中だった髪をジョリジョリっと電動バリカンで丸坊主にしてやりました。

とは言え、バリカンの設定は3㎜程度。なので、単なる高校野球選手のコスプレみたいなモンゆえ、街ですれ違った人は『あー、高校野球マニアなのね』みたいな感じでしょうか。若しくは、『眼つきの悪い何処かの住職』でしょうか。

おそらくどちらでも無い気がそこはかとなくするし、大抵の人は『全く気にしていない』が正解だと思うのですが、くだらないどころか、『尾籠な』と言ってもいい話のネタを探して生きている僕には、当然の事ながら鏡に写る己の姿も【笑い】やら【嫌悪】の対象になってしまうので、しゃーないのよね。
※編集注記:尾籠(をこ)・・・おろかなこと。ばかげたこと。

僕としては、生まれ付きの美男では無いし、イケメンに変身する特殊技能も持って無いんだから、見た目はそれ程変えられないからこそせめて【清潔竹】でありたいと思う所存でありますです。

これからの季節は、特に臭いのとかヤだよね。パチ屋でも、『てめえ!いつ風呂入ったんだよ』みたいな奴が傍に座ったら殺意に似た感情に支配されそうになるもんね。

 

悩んでいること

もう2ヶ月くらい前かな、某ナンタラ回転と話していた時に裏声気味に『ナニ、綺麗に書こうとしてんだよ』みたいな事を言われた上に、『はじめての覚せい剤ってタイトルで書いちゃえばイイんですよ』『もう時効なんだしィ』って言われ、書くか書かないかを悩んだ挙句【色付き部分】だけを書いて様子を見ることにした卑怯者は僕です。

せめて逮捕歴でもあればねぇ…覚せい剤なんてワードを出してんのに、刺激的な内容というかエピソードなんてないもんなぁ。

強いて挙げるなら、定期的に会う機会があった『社長』って呼んでた人が、会うたびに氷砂糖の塊みたいな【アレ】を見せては『夾竹さん!遊ぶ時は化学のチカラを使わないとね!』って…いやいやいやいや、書かないってのw

いつもの調子でつい書きそうになりましたが、本格的に書き始める前に手が止められてほっとしましたわい、危ない危ない。

ってか、今週はこの後ナニを書いても【ソレ】と関連している様に読まれてしまいそうで、どうすりゃイイんだか。どう読んでも全く関係ないエピソードで締めますね。

 

いつもの人間観察

話は少し遡って、年が明けて暫く経った頃…2月の受験シーズンだったと思うんだけど、奈良の結構大きめの駅から電車に乗った時のこと。

夕刻だった事もあり車内の座席は満席。僕を含めて吊り革につかまっている乗客も半分以上な状況で、もう何時間も歩いた後の僕の脚は電車の揺れに耐えられるであろう時間は残り僅か。

電車の揺れの余波で、前に座っている人の顔面に股間を押し付ける事の無いように必死で耐えておりました。

そんな折、【バリバリ仕事出来ます】的な服装の中年女性と【ステレオタイプなヲタク】な服装の年齢的には学年さんの2人連れと言う珍妙な組み合わせの方々が僕の隣に移動してきたのね。

で、その中年女性がなんかヤケに芝居じみたため息を吐いていたので気にはなったんだけど、コチラも余裕がないもんだから、会話まで聴けない。こっちは視界の斜め下に見えている好々爺にイマ〇チオを強制しているかの如く体勢になってしまいそうで、それどころじゃないのよ。

で、次の停車駅で空いた座席に陣取る事が出来た僕は、ホッとひと息。で、目の前には先程の2人が座っていらっしゃるじゃあーりませんか。ナイス特等席!

聞き耳を立ててみると、どうやらモッサリ君は今年の受験に失敗しており、溜め息女性はその母親らしい。

二人の会話の背景がイマイチ見えてこないので断言はできないけど、息子が言いたいのは『予備校も決まったし、課題も見えて来たから頑張るよ』的な感じ。一方、黒のビジネススーツ姿の母親は、相変わらずドコの舞台上の大根役者ですか?みたいな巨大な溜息を、時計仕掛けのオートマタの様に定期的に発してらっしゃる。その度に、表情からヤル気が失せていくモッサリなフランネルシャツボーイ。

ここまで人の感情の起伏を【見える化】することを可能にした【ワタシハデキルオンナ】さん、あんたスゲェよ…。そこまでデカい溜息を絶妙に嫌なタイミングで吐ける人と今まで出会った事が無い気がする、良かったわぁ~、僕の傍にそんな人が存在していなくて。

電車を乗り換えて、最寄り駅まで向かう列車内でも、アノ溜息が頭にこびり付いて異様に疲れた帰り路でありました。

ヨシ、これで麻黄とかエフェドリンとか読者の皆さんの頭から消えたに違いない…違いない…違いない…違いない…チガイナイ…