悠遊道読者の皆さんならすでにご承知の通り、去る12月14日に6号機ボーナスタイプの未来を担う最新機種「アイムジャグラーEX」が正式デビューしました。

 

デビュー前に北電子さんの直営店でロケテストされており、高設定を入れればきっちりと出ることは間違いないらしいので、希望的観測もコミコミで大ヒットする可能性も秘めてはいるんですけど、ビッグの獲得枚数が252枚と大幅にダウンしたマイナスポイントが少し気になります。これは6号機の規定を遵守するために仕方がない措置なのですが、出玉増加の要となるビッグの純増枚数が削られることは、打ち手から見て非常に厳しいと言わざるを得ません。実際、これまで登場した6号機ボーナスタイプは話題になりはしたものの、ドンちゃん2もサンダーVライトニングも結局はビッグの純増枚数の少なさが原因で短命に終わっちゃいましたもんね。個人的な印象は、当てても当てても下皿遊技。まるでザルで水をすくってる気分になりました。

というかね、そもそも1ビッグで325枚を獲得できる5号機ジャグラーが健在である以上、出玉性能面で見劣りする6号機ジャグラーを積極的に打つ理由が見出せないのよ。もちろん、そんなことは店側も十分に承知しているので、新装からしばらくは甘めの設定で動かすでしょうが、一般的に回収期と言われる年末年始に出すことができるかどうか…。そうでなくても、件のコロナ禍で多くのホールさんは経済的なダメージを抱えているので、やはり年末年始は断腸の思いで回収営業に徹するしか無いように私は思います。

 

結局、6号機ジャグラーが本当に必要とされるのは、全ての5号機が撤去される2021年11月30日以降になるんじゃないかな? ただし、これから1年近く新作が登場しないなんてあり得ないから、それまでに新しい6号機ジャグラーがリリースされるでしょう。そう考えていくと今回の「アイムジャグラーEX」は、シリーズの中で最も不遇な扱いを受けることになるかも知れません。

 

…とまぁ、悲観的なことばかり書き連ねましたけどね。私だって業界の発展を願うパチスロライターの端くれですから、6号機ボーナスタイプの未来を背負ったアイムジャグラーEXが大ヒットすることを心から祈ってますよ。5号機ジャグラーが苦手な私が言うと嘘くさいかも知れませんが、個人的な趣味嗜好を語ってるわけでは無いのであしからず。

そうそう、今回のアイムジャグラーEXは、GoGoランプ下にある「CHANCE」の文字や、リール上部の「JUGGLER」の文字が光ることもあるんですってね。さらに、GoGoランプ周辺に北電子キャラが登場するプレミアムパターンも追加されたそうな。正直、こういう改良点については個人的にあまり興味がないというか、ジャグラーは「GoGoランプが光るか否かが全て」のゲーム性だと思っているので正直言ってどうでもいいんですが、進化したアイムジャグラーEXを近い内に私も一度は遊技してみようと思います。

 

もしかして、それでジャグラーの虜になったりしてね。

さすがにそれはないか(笑)。