前回は、ライター生活を長く続けられた理由のようなことを書きましたが、それ以上に長くなっているのがパチスロ歴。かれこれ30年以上にもなります。
その間に様々な機種や人と出会いました。そして多くの仲間がパチスロから離れていったりもしました。私自身も、途中で辞めていた(打てなかった)時期もあります。それだけに、今年はまあまあ離脱者の増える危険度が高い年と思っています。まあ、業界縮小もあって、ここ最近は毎年のようにピンチを迎えているわけですが(笑)。
パチスロを辞めると言っても、理由は人それぞれでしょう。おそらくズバ抜けての1位は、環境の変化です。就職した・転職した・結婚した・子供が生まれた・引っ越した……などなど。こればかりは仕方ありません。コロナもあって変わった生活様式が定着しつつもあるでしょうし。そもそも、使えるお金・時間、それで得られる楽しさなどが釣り合う以上であるか。そこには何人たりとも口を挟むことはできません。
次の理由は「勝てなくなったから」ですかね。このようなアンケートでは上位の理由として書かれることが多いです。「ホント? その前にちゃんとトータルで勝っていました?」とか聞きたくもなりますが、結果はさておき「勝てる気がしなくなった」なのだと思います。有利区間の2400枚上限とか、長期出玉率が115%未満になったとか。格好の理由付けとなるような項目です。
この理由で辞める方は、そこまでキャリアはないのかなとも思います。良くて打つ時期と辞める時期の往復かな。ただ、短期的に熱中してくれる“太いお客さん”だったのかなとも思います。だから、この層を失うのはホールの売上的に痛いです。しかしながら、遊技機規則や内規といった根本のルールは、下々の者には変えようがありません。
キャリアが長かった人が、突然レギュレーションを理由に辞めることはないと思うんですよね。4号機時代の爆裂AT機の終焉、ストック機の廃止。出玉で言えば、もっと辞めたくなる機会はあったはずですから。
○パチスロを続けるモチベーション
長く続けている人には“何かしらのモチベーション”があるのでしょう。
ちょっとした金銭の増減は、レギュレーションの変化を少しは受けるように思われるかもしれませんが、キャリアが長くなるほど“どんなのでも良い”となりがち。ホールという場所は、プレイヤーから集めたお金を再分配する場所と気付くはずですし。あと、より勝ちやすくなる作業を考えるのが好きってのもありますね。
荒い機種が中心であれば、1回の勝ちで負けを取り戻すことを求めるでしょうし、上限ができたならば勝率を求めるようになっていくのが普通です。ここに関しては、どうにかなるというか「ホールさん、上手くバランスを取ってちょ」としか言いようがありません。
お金の増減以外のモチベーションは、大別すると2つあります。1つは“その地域のコミュニティ”としての機能です。こんなご時世で難しい部分はありますが、近所の飲み仲間との集合場所のような役割になっている。そんなパターンですね。
地域の中小店がどんどんと潰れ、店舗の大型化が一層強まるという逆風がございます。しかしながら、様々な要素が絡む話。大型店化が絶対悪というわけでもないとかいろいろありますが、本題から離れるので割愛させてくださいませ。これを語ると朝までかかります。
もう1つは、ゲームとしての楽しみです。
やっと私のフィールドに。そうここからが本題です(笑)。5号機が市場に設置されていたのは今年で17年目。かなりの年月が経ちました。6号機がダメだとかの評価以前に“慣れ親しんだ5号機の機種とともに去る”なんて思うようなタイミングでもあるのです。
この層は数少ないマニアック層で得てして上手い方が多いので、ホールの売上的には大きくはなさそうですが。上記のような理由とは異なるので、私のような者にも相談が来たりするわけです。
○号機切り替えでの引退を考えている方に話すこと
いわゆるスロプロと違って、趣味として楽しく打っている方からも「5号機とともにそろそろ潮時と思っています」なんてことを漏らされることが増えてきました。「長くモチベーションを保ち続けるのも凄いですね」とも。そんなとき、私は「同じモチベーションではありませぬ」と返しております(笑)。
再就職もせずに毎日パチスロを打っていた頃の機種に勝てる機種は、間違いなく出てきません。どちらが上とか世間的な評価ではなく、個人的な評価ですから。年齢も重ねました。打てる時間も限られるようになりました。パチスロ界を取りまく環境も大きく変わりました。もはや“楽しみを評価する物差し”が違うんです。
人生で最も打ったのは4号機の『クランキーコンドル』です。その頃に溺愛した機種たちは、2006年の”みなし機撤去”でなくなりました。3号機以前も一斉になくなりましたからね。虚無感は比べものにならないとです。
でも、5号機だって捨てたものではありませんでした。『スカイラブ』も打ちまくりましたし、『ハーレムエース2』はかなり上位で携帯連動のキャンペーンをクリアもしました。この愛情を比べる意味がないと思っていますし、そのときに愛せる機種と出会えれば良いのかな……と。そして、私が心掛けていることを加えます。
5年に1機種、5年間楽しめる台と出会えれば十分じゃない?
そろそろそんな機種、欲しいわ(笑)。
師匠、こんにちは❗️
高校時代?から44歳まで自分の立回りの甘さを呪った事は数知れず…でも、打ち手としての引退を考えた事はありません💦本業の忙しさが良くも悪くも、のめり込み過ぎないカンフル材だったのかも知れませんね🥴
毎日行きたいけど…月に2~3回しか触れられないとなると異常に恋しいもので、こんなご時世のホール状況であってもウキウキウォッチング💦
楽しさを感じる尺度はみな違い、淘汰されていく分野も必要…でなければ新しいものも生まれませんからね🤔
昔と比べ上級養分打ちもうしてまへんw
今日も今日とて熱い日(リニューアル)だったので並び待ち稼動
低貸しですが理論は一緒w
昔のように好きな台を好きなだけという打ち方はしなくなりました
自分の勝ちのパターンもやはりあるようです
その横比較大事であって 今日は良釘選んでもだめパターン???
即効読んで周囲の当たり状況も見渡す
うんだめだ・・・スパッとやめました
今も立ち回り現代になっても変わりはありません
だめと判断ならすぱっと切り上げる、見込みありなら続行!
この判断機種が変わろうとも一緒であります
長時間なら・・?台の特性もありましょう
昔よりでだま規制があるからではなく
うまくその機種と付き合えばまだまだいけると思っております
パチンコもスロットも常に進化を続けるのは間違いありません
師匠のおっしゃる通り、個人的な大好きな機種No.1は今後更新されるとは思えません。
パチスロの仕組みを覚えた、リーチ目が好きになった、演出とリールの絡み、等価でなかったので設定への期待感、パチンコ屋へ出入りする高揚感と少しの背徳感など。当時と今で状況が違いすぎます。ちなみに私は大花火なんですが。
でも、今でもパチスロ楽しんでいます。当時とは違う楽しみ方で。それでいいと思っています。
>レギュラーマンさん
生活に活力を与えるカンフル剤。良いですねえ。趣味は細く長くが一番だと思っています(^^)
空腹は最大のスパイスと言いますが、打てないのもスパイスになっていますね(笑)。
>ツルッツルだよさん
勝ち方というか立ち回りの向上がメインの楽しみ方なのですね!
その時々の楽しみに見合うレートなのも良いと思います(^^)
>おやっさんさん
初期衝動を超えるのは大変なことですよね。列挙されたのすべて分かります(笑)。
背徳感ありましたよね。昨今、ちょっと綺麗になりすぎてるような気がします(^^;;