この記事を書いているのは6月なのですが、どうしても毎年この月にはウンザリする出来事があります。

それが何かと言うと、パチンコ・パチスロ系のまとめサイトやニュースサイトで見かけるこんな見出し。

・都内○○駅某ホールのパチスロ事前抽選にN千人、近隣の競合ホールにもN千人の行列

まぁ、どうしても『パチスロの最高設定を示す数字』での『月日ゾロ目』が唯一発生し得る月でもあり、その辺りが周年記念でもある大型ホールがあるようなので、仕方がないといえば仕方がないんですけどね。

ただ、個人的には『特日に過度に人が集まる大規模ホール』が好きではないので、ウンザリしてしまうのです…。

と、先日の佐々木師匠のコラムタイトルである『こんなホールが好き』と真逆な内容から始まった私の7月度コラムですが、これでもテーマは同一なワケでして。

そんな今月のテーマですが…

こんなホールが好き/嫌い

となっています。

勿論、現実のホールの話でも空想のホール話でも可としていますので、同一のテーマであっても、【愛/憎】だけでなく【理想/現実】や【実在/架空】等の部分について、書き手によってそのベクトルはバラバラとなりますw

勿論、掘り下げ方の『広く浅く/狭く深く』なんかも各自の自由です。

さて、テーマを紹介しつつ自身の頭の整理もできましたので、ボチボチ本編に行くとしますかね。

ちなみに、このリード文で綴った『嫌い』なホールについては特定のホール法人を指す訳ではなく、あくまでも『【系統】として苦手』的な意味合いですので、誤解されませぬように…(汗)。

K.S.Yukiが好むタイプのホール

バラエティコーナーをおざなりにしていない

私の過去記事を色々と読んでいただければ判るのですが、自身の実戦対象機種や好む機種=旬な機種や王道機種に限らず、導入時点からバラエティの片隅に鎮座しているような不遇な機種まで手広くカバーしているどころか、むしろ、そう言う機種の方が好みなワケでして。

そんな嗜好と思考の持ち主ゆえ、バラエティコーナーの充実度合いや設定配分が【好き】のバロメーターに直結している感じです。

なので、仮にラインナップが充実しているように見えても、表向きは『バラエティコーナー』/実態として『吹き溜まり』や『島流し』的な位置付けとして扱っているホールに関してはお世辞にも『好き』とは言えませんし、むしろ『滅んでしまえ』くらいの気持ちを持っています。

 

ホールスタッフが客との距離感を弁えている

地域的な特性なのか全国的な傾向か判らないのですが、一部の高齢者層にホールを『憩いの場』的に認識されている方も散見されます。

で、その手のご老人の中に、結構な割合でホールスタッフに対して孫と接するかのように妙にフレンドリーなコミュニケーションを取ろうとする者も居ます。

特に、若くて美人なお姉ちゃん店員に対し、鼻の下を伸ばしてる爺様の多い事よ…w

ただ、その手の客層に対してホールスタッフがあまりに親身に話を聞いたり、実戦中のあれこれで一緒になって一喜一憂する。という光景に関しては、個人的には正直あまり好きではありません

やはり、遊技場とは言いつつもその特性を踏まえると、客に対しては必要以上に歩み寄る必要はなく、むしろ『一定の距離感を保つこと』こそが正解だと思っていますのでね。

スタッフの比率として、キチンと『弁えている』者が多いホールであればあるほど、『好き』と言えます。

 

ひと言でまとめると

物凄く幅広い意味合いにはなりますが、『居心地が良い』になるでしょうね。

料理の味が環境に左右されるのと同様、遊技の愉しさもまた環境に左右される。という感覚に基づくのかな…と、このコラムを綴りながら自己分析している次第です。

また、この辺の感覚は、自身がエンジョイ勢であるが故のものでもあるのかな…とも感じています。

 

K.S.Yukiが毛嫌いするタイプのホール

『当店は【加熱式たばこ】を吸いながらご遊技できます!』

喫煙される方を完全に敵に回す予感しかしませんが、それでも敢えて書きます

そもそもの話として『健康増進法の改正・全面施行』から丸3年が経過しているにも拘らず、何故これが認めらているのかが判らないんですよね。

というのも、私の記憶では『あくまで一定の要件を満たした上での【経過措置】』だったハズなんですよ。
※>煙の流出防止のための技術基準に準拠の上で、施設内の一部のエリア又はフロアにおいて可

なのに、何故か全面禁煙に向かっていくどころか、【全面禁煙+喫煙ブース完備】のホールが【完全禁煙エリア+加熱式OKエリア+喫煙ブース】のように逆行するケースも散見されていましてね。

そりゃ、確かに前述の『経過措置』に関してはフワっとしていると言うか、どの程度の期間継続する措置なのか。という明確な定めはないです。

かと言って、何故わざわざ法改正に対して踵を返してまで喫煙者層に忖度するのかが、私にゃ理解できません。

一昔前なら『鉄火場のようなホールで咥え煙草でギラついた目で勝負に勤しむ者が多かった』というのは当たり前の光景でしたし、その光景全てをまるっと【遊技機文化】と解釈する考え方も否定はしません。

ただ、法が改正された以上、時代の変化にはキチンと対応する事も大事なのかな・・・と。

それに、遊技機や遊技場経営自体も法(風適法及び遊技機規則)の上で成り立っているワケですので、改正健康増進法に対するスタンスを以って『業界としての法の理解と順法意識』という姿勢の部分で疑問を持たれかねない。という懸念もありますのでね。

・・・とまぁ、真面目なトーンの話をつらつらと書きましたけど、それ以外にもシンプルに『加熱式だろうが、臭くて不快なんじゃ!』という観点でも加熱式可のホールは嫌いです。

 

『コンプリート達成!おめでとうございます!!』

こちらは、今年1月に公開済の拙記事『スマスロに纏わるエトセトラ』にも綴っておりますが…

で、ついでなので【コンプリート機能】についておさらいしておきますと『MY19,000枚で発動する【打ち止め】機能』であり、『システム的に過剰な出玉が発生し得ない状態にすることで、旧規則時代の機種以上の出玉の発生を抑止する為の措置』といわれています。
※最も凹んだ時点を起点とする最大獲得枚数。(例:-4,000枚投資からだと差枚+15,000枚到達でコンプリート発動)

ただ、どうも一部のホール法人では、当該機能が発生した遊技機に『祝!コンプリート達成』のような札を飾ったり、それをSNSで拡散したり・・・との事例があったようで・・・。

ホール法人がコンプリート機能の本来の目的や趣旨を理解していないかの如く、さも『スマスロは出玉爆発!夢があるよ!!』のような煽りの素材として用いるとか、もはや『頭が沸いてるんじゃないか?』と思ってしまうほどに胸糞悪い事例であった…と、個人的には認識しています。

との記述の中で言う『頭が湧いてるんじゃないか?』と思っている【程度の低いホール全般】を指しています。

そもそもの話として、遊技機業界に身をおいているならば『その機能がどのような経緯で、どのような意味合いで実装されたか』くらい正しく理解しておくのが責務と言っても過言ではないと思っていますし、業界内の行動として是非の判断すら適切に出来ないならば『そもそも営業する資格なんぞ与えるべきではない。』くらいに思っております。

と、少々辛辣かもしれませんが、そのくらいに嫌っている・・・というか、もはや『憎悪』や『憤怒』の方が表現として近いですかね(汗)。

 

ひと言でまとめると

言い方として合っているか悩ましいですが『業界の内外においてマイナスイメージに繋がりやすいホール』かな・・・と。

勿論、私だってそれなりに遊技と接して生きてきた身であるがゆえ、遊技に対しては『素晴らしきもの・健全なもの』みたいな美辞麗句を並べるべきものではなく、むしろ真逆の存在であるべきものと思っています。

で、世の中からデフォルトで白い目で見られてるような日陰の世界でわざわざ恥の上塗りするかの如く『更に悪目立ちをするような振る舞いを平然とする』というその腐った性根が気にいらない。と言ったトコでしょうかね・・・。


とまぁ、自身の稼動範囲の中で『好きなホール』『嫌いなホール』は何となく分類していたのですが、どう言った部分からそう感じているのかを紐解いてみたら、それぞれ非常に判りやすい理由があった感じですね。

そして、好きなホールとして短絡的に『勝ちやすい、期待値が高い』を挙げていないあたり、如何に自身が勝ちに執着していないかという事も自覚させられました

まぁ、私にとっての【有意義な遊技】【居心地の良い環境下で、自身の好む機種を打って、あわよくば勝つ】である事や、自身にとってのマイホがマイホたる理由を、このコラムを綴りながら再認識した感じです。

ちなみに、このコラムの公開日である7月2日(日)に7月の実戦記用の実戦を予定しているのですが、果たして私はバラエティ多めな【好きなホール】王道機種多めで設定状況も比較的良いけど【嫌いなホール】のどちらで実戦を敢行しているのだろうか・・・(遠い目)。

その答えは、今月中下旬頃公開(予定)の実戦記で明らかに!

と、次回記事へのセルフ前フリを放り込んだところで、当方の今月のテーマコラムを〆させていただきます。

(K.S.Yuki)