この共通テーマを提示された時、思ったこと。たかがパチンコに座右の銘って、そんな大層なモノがあるパチンカー激少だろうし、参加されるライターも少ないこと想像に難くなく、11月の土曜フリー枠は5つあるため既に16日にエントリー済みにて、日曜枠もまた私の出番になりそうだな、でした。

はい、毎月の共通テーマについて、自称パチンコマニア(漫画家T村先生研究家、もその中の一つ)にてどんなお題であっても対応できる変な自信だけはあるのですが、他に書きたい方があれば遠慮の方針。無ければ参加、な感じです。

ということで「パチンコ座右の銘」について。まあ、具体的にコレ、なんてのはありませんが、似たようなモノとして「じゃじゃ語録セレクト10」というのを書かせていただいたことがありました。「パチンコなんてただのバカな箱」「パチンコごときに魂抜かれるな」などです。また、私は毎年、年の初めにテーマを掲げています。2015年から2021年までは「楽しんで勝つ」。そして2022年から2024年は「楽パチ」としました。

パチンコ、楽しみながら勝てれば理想、言う事ないですね。でもそんな簡単にはいきませんので、勝つの言葉を省略し、一昨年からは楽を前面に押し出したテーマとしました。そして年が終われば達成されたのかどうかの反省、といえば大げさですが、まあ大抵はテーマに添う事が出来た、となっています。今年も1年、パチンコを楽しめた、と思うことができたならOK。「楽パチ」は達成されました、となります。

そして近年思ってることがあります。「昔は良かった」「昔のパチンコは良かった」の声をよく聞きますが、私は少し違うなぁ、です。その昔、喫茶店やゲームセンターにて「インベーダーゲーム」というテーブルゲームが流行ったことがありました。私も100円玉を積み上げてゲームを楽しみました。名古屋打ちなど難しくてマスターできず、あっと言う間にやられたものでした。

まあ、このインベーダーゲームが大流行したことでパチンコ業界が下火になるという社会現象まで巻き起こった話はさておいて、その後ファミコンのTVゲームソフトでも、この「インベーダーゲーム」が登場。私は昔を懐かしんでプレーしてみたのですが、当時はあれほど熱中したのにあまり面白く感じませんでした。「こんな単調なゲーム、イマイチだな」な感じ。ドラクエに代表されるRPG(ロールプレイングゲーム)の方が遥かに面白い。

つまり、TVゲームにおいても日々進化し、ゲーム内容も深く多彩になっていて、古いゲームは単純で面白くない、と感じた訳です。これ、パチンコにも言えますね。まだ液晶が無い時代、リーチも無くデジタルが即止まり。もし今こんな台があっても誰も打たないでしょう。「当時とまったく同じ台を出してくれ」の声もよく聞きます。はい、もしこれを実現したとしても、誰も打たないと予想できるから作らない。パチンコも日々進化。派手な演出美麗な液晶。もう昔の台に後戻りはできません。

レトロ台のゲームセンターでは、当時から現役だったベテランパチンカーが打ってます。当時を懐かしんで打ってます。でも、若い人は打ちません。もし打ったなら、「なんと小さい液晶、荒い画質」だと頭の中で思って直ぐに席を立つでしょう。そういう意味で、レトロ台ゲーセンも楽しめる私は恵まれている、と思います。

ということで改めてパチンコ座右の銘を考えるなら、こうなります。

「パチンコ昔は良かった。そして今が最高」

はい、昔のパチンコも良かった。1回交換、4000個定量制、ラッキーNo制、台間、通路狭く木張りの床、ヤニ臭い店内、当時はそれで良かった。でももう今では通用しない。パチンコはどんどん進化、成長しました。店内広く綺麗になりました。ヤニ臭い匂いも無くなりました。店員さんのサービスレベルも向上しました。そして今があります。陰ながら努力をして頂いたメーカーさん、お店さんら関係者の方々には感謝です。

ただ、パチンコ楽しいだけではありません。パチンコ勝つことで潤った、だけではありません。パチンコを通じて沢山の友人ができました。やっぱりパチンコ最高です。