みなさま、こんにちは。
昨年12月の初稿掲載以降、久しぶりの寄稿となります、悠遊道動画班&ライターの平岡みゆきです。
 
はじめましての方も、悠遊道ムービーチャンネルの動画配信をご覧頂いて平岡をご存じだと言う皆様も、改めまして宜しくお願いします。
 
 
さて。私は平日の月曜日〜金曜日に会社員のフリをしている、いわゆる兼業スロッターではあります。
 
ところが、現在はひょんなことから悠遊道ムービーチャンネルの企画にて、月・水・金の仕事が終わった後(21時頃)に、K.S.Yuki氏を相棒にライブ配信をさせて頂いており、現在は100回を目指して配信中です。
 
企画概要については、相棒のYuki氏が綴ってくれた記事よりご確認いただけますが、その記事の末文にて・・・
 
近々、実戦人である平岡さん本人にも当該企画について色々と語ってもらう予定ですので、当該記事の掲載をお愉しみに!
と言う一節が…。汗
 
つきましては、 相棒ではなく悠遊道事務方としての遠回しな「圧」 直々のオーダーを受けてのアンサー記事的に【生配信についての様々な裏話】を、前後編に分けてご紹介させていただけれればと存じます。
お付き合い頂けますと幸いです。
 
 
1年前の今頃のわたしは、コロナ禍で会社の飲み会も女子会もなくなり、会社と家を往復するだけの、人より『ちょっと』パチスロが大好き、というだけの低空飛行かつ地味に生きるOLでした。
 
それがよもや、自分が安田さんの「悠遊道」に所属することになり、ましてやサイトの動画チャンネルにて週3でソロ/毎月第一土曜にドラゴン広石さんと一緒にYouTubeで生配信させて頂くような今の未来を、誰が想像出来ただろうか…。
 
 
そんな平岡が携わる事となった週三回の生配信企画。
この企画をスタートするきっかけは、動画班リーダー万回転氏による「とある提案」と、その白羽の矢が平岡に飛んできた事でした。
 
  • 1つの機種を打ち込み、悠遊道としてプレミア動画をコレクションしたい
  • なんなら、マイスロやユニメモみたいな連動サービスのミッションコンプリートを目指すのはどうだろう?
 
文字数ではたかだか80文字強であるにも拘らず、大胆不敵で高難易度の提案(笑)
 
実は私は、それまでどのメーカー様に限らず携帯連動サービスをほとんど使ったことがない人間でした。
厳密には、好んで打っていた機種がノーマル機ばかりで、基本的に携帯連動サービスに対応していないと言うのもありますが…。
 
そんな私に、まさかのミッションコンプリート指令。
 
その後、企画を詰めていく中で選ばれた機種が『パチスロ化物語』であり、マイスロミッションのコンプ企画が正式に立ち上がったのでした。
 
余談ですが、偶然にもこの記事が公開となった本日(7月7日)は、化物語のヒロイン「戦場ヶ原ひたぎ」ちゃんのお誕生日でございます。
やはり、これもご縁なのでしょうか??
 
 
話を戻して、企画の立ち上がりに伴って、ここで色々と考えを張り巡らせる平岡。
 
「プレミア演出を映像に収めるのはともかく、マイスロのミッションコンプリートって50万回転とか…下手したら100万回転回してもゴール出来ないってやつじゃなかったっけ?」
 
少しでも携帯連動サービスを利用されたことのあるスロッターの皆様でしたらご存知かと思いますし、ほぼ利用していない平岡にも想像に容易いほどに難易度が高いものでした。
 
連日連夜。と言うと大袈裟ですが、そう思わざるを得ないくらいにブンブン回さねば…いや、むしろブンブン回した所で、そう容易くミッション達成には至らない。
これこそが、この「マイスロミッション達成の意味」なのです。(万回転・・恐ろしい子(笑))
 
 
50万回転か、それとも100万回転…と、一人でただひたすらレバーを叩き続ける自分を想像しました。
 
 
(今からこの1つの台を、一人で100万回転とか回すの? 黙々と??)
 
 
 
限りなくネガティブな気持ちに陥りそうな状況でしたが、ふとこんなことを思いつきます。
 
 
『万さんのオーダーを実現するために、たくさん回さねばならないのなら。
どうせ寄り道も出来ず、飲みにも行けぬ毎日だし。
 
一人で寂しく黙々と回すより、ライブ配信しながら、みんなと楽しみながら回した方が、
何倍も楽しくて、何倍もワクワク出来る未来になるんじゃない?』
 
 
  これぞ、なんという無謀!!
 
  なんという恐れ知らず!!
 
  恐ろしい程の無鉄砲!!!
 
 
でもね。せっかくこんな無謀企画をやるなら、皆様にも高い山に一緒に登って頂き、一緒に楽しんで貰っちゃおう!!と。
 
プレミア演出はネットで検索したら、ある程度動画で見ることが出来ます。が、そのプレミアを引く瞬間に立ち会える機会は意外に少ないはず。
そのため、プレミア発生&ミッション達成の瞬間を悠遊道ファンの皆様、ご視聴者様と共に味わうことが出来たら最高に幸せなんじゃないかな?
 
なんて思いついて。
 
詳しい案を詰めた企画書を万回転さんに提出し、それが採用されて今に至るわけです。
 
今にして思うと、「ただでさえ困難な企画に更なる無謀を上乗せした提案」に、よく万さんもGOサインを出したものだ…と、改めて思っているのは内緒です。
 
 
ただし、やはりと言いますか。
最初からこの企画がスムーズにいったワケではなく、むしろ苦難の連続。
特に、スタート時点から三つの大きな課題に頭を抱える事になってしまったのです。
 

課題1: 機材の取り扱い

そもそも、平岡は恐ろしく機械オンチゆえ、配信に必要となる各種機材の取り扱いが苦手です。
 
以前、万さん&ケンシロウくんの緑ドンの生配信に同席させて頂いていたため、なんとなくレベルで機材の取り扱う雰囲気はわかってはいたものの、あくまで雰囲気のみ。
現場で実際に機材をがっつり触る事が一切なかった(機械オンチの性で避けていた)ため、いざ。自分で…となった時のわからなさと言ったら。笑
 
そもそもの機材ごとの操作方法を覚える事から始まり、配線方法、配信を始まるまでの流れ、どこの機械が何に影響するのか等々をマスターせねばならず、マイスロミッション以上のミッションを課せられたような状況。
 
また、実際に配信する前から鬼のように機材トラブルが頻発し、その解消のため生配信企画のスタート前に何度も動画班で事前テストやオンラインミーティングをしたものでした。
 
そんな苦難を越えてどうにか配信が始まるも、配信開始から2ヶ月目頃から、さまざまな要因による機材トラブルの洗礼を連日連夜受けました。
ほぼ3日近く機材トラブルで配信出来なかった時は、現場で一人、泣きながら機材と数時間向き合ったり、機材に対し「何で直ってくれないの?」と問い続けるようなこともありました。
 
ですが、この機械オンチの平岡が、こうしたたくさんのリアルな経験を重ねたことで、機材トラブルへの対応スキルは随分上がったものと思われます。
 
とはいえ、今でもトラブルが起きるといつもテンパっては、ご視聴者様や動画班メンバーに助けて頂きながらトラブルを解消してる状況ではあります。
まさに、これこそがライブ配信。皆様と一緒に創らせて頂いている生配信なのです。(笑)
 
 

課題2: スケジュール管理

平岡は「元気な社畜」をキャッチフレーズにしているように、特技は残業LUSHと言う状態。かつては会社に住んでいるくらいに残業が当たり前の毎日でした。
(今でもたまに、残業により配信が遅くなることがありますが。)
 
配信開始当時は、残業時間のコントロールが本当に難しかった。
「配信スタート予定の時間に間に合うように帰るには〇時に切り上げて…でも明日には持ち越せられないタスクが…。(涙)と言う日々。
実際、残業により最初のうちに配信をパスした回が何回かありました。
 
が、やはりこれも回数を繰り返すと、21時スタートに合わせ時間を組み立てるサイクルができてきました。
会社での昼休みの時間もフル活用!!
少なくとも、21時以降にも会社にいる時間が圧倒的に減りました。
こうして、生配信が仕事に対しても良い影響を及ぼし、もはや【Win-Win】と言っても過言ではないとか⁈
 
 

課題3:根本的な化物語への知識不足

実は平岡は、この台が現役稼働中であった頃に、実際にホール様で打ったことは一度もありませんでした。
勿論、企画立ち上がりの時点で既に役目を終えてホール様には一切設置のない機種ですので、企画本格開始前の予習も不可能。
 
そんでもってこの『物語シリーズ』は、今更説明不要の大人気のコンテンツ。
機種知識どころか原作についても知識不足の平岡一人では、この台を愛されているご視聴者様の期待に巧くお応え出来ない可能性がある。
 

 
そんな三つの大きな課題ですが、課題1と2はどうにかなる見通しが付いたものの、3つ目の課題については正直なところ一日二日でどうする事も出来ない。
 
平岡が今から小説を読み、アニメを見て、スロットゲームセンター様等で知識を身に付けるには時間が無さ過ぎます。
 
そんな懸念から出た解決策は、「配信時に【原作/実機ともに詳しい者】をサポート役に付ける事」でした。
 
その結果。
 
はい!! 今ではすっかり、生配信でお馴染みの
 
 
サラリーマンコンビ
  『平岡みゆき× 天の声K.S.Yuki
 
 
が爆誕する事となったのでした。
 
 
※後編(近日公開予定)へ続く